野菜ソムリエってなに

3つある野菜ソムリエの資格の中で、最も高い難易度を誇るのが、「シニア野菜ソムリエ」です。
シニアというと、一定以上の年齢でないと受けられない資格と思いがちですが、実際にはそういった事はありません。
年齢制限はなく、単純に野菜ソムリエの中のシニア、つまり最高位という事を意味しています。

 

最高位というだけあり、シニア野菜ソムリエの資格は、非常に敷居が高い事で有名です。
実際、ジュニアおよび野菜ソムリエも含めた有資格者のうち、シニア野菜ソムリエの資格を持っている人の割合は実に0.2%。
50人強しか存在していません。
これが何を意味するのかは、いうまでもないでしょう。
シニア野菜ソムリエの資格を持っているという事は、日本でも有数の野菜、フルーツの専門家とみなされる事になるのです。

 

シニア野菜ソムリエの資格は、基本的には一般人向けではありません。
元々、野菜ソムリエという資格自体、青果販売業者などを対象としたもので、一般人の取得を想定したものではありませんでしたが、近年では一般人の申込みが増加しており、身近な資格のひとつとなっています。
それでも、シニア野菜ソムリエに関しては、例外といえる存在なのです。

 

また、中級の野菜ソムリエと同じく、2年に1度の更新が必要で、その都度同額の手数料が発生します。
また、更新の際には、中級のようなポイント制度こそないものの、別途レポート提出を求められる事になります。
このくらいの資格を得ている人であれば、これらの条件はそう難しくはないでしょう。永久脱毛エステ

最難関を誇る「シニア野菜ソムリエ」は、資格取得のための道のりも長く険しいものとなっています。
まず、講座の回数は全18回と、他の二段階と比べるとかなり多めです。
その一方、試験に関しては二次までと、三次試験まである「野菜ソムリエ」コースより少なくなっています。

 

とはいえ、一次試験は「筆記試験」と「事業計画書審査」の二つがあるので、実質三次試験まであるのと同じようなものです。
当然、その内容は中級レベルとは比較にならないほど難易度が上がっています。
この難関を突破するためには、相当の努力が必要です。
合格率は、まだ合格者自体が少ないために「未公表」となっています。

 

シニア野菜ソムリエは、講座の数が多いだけあって最も受講料も高くなっています。
その額は357,000円と、野菜ソムリエコースの倍も必要になります。
この金額も大きな障害となり、受講者の数にある程度制限がなされています。

 

そんなシニア野菜ソムリエコースですが、学ぶ事は非常に多いです。
科目数も、他の二段階より明らかに多いですね。
講座で学ぶ科目は、「ベジフルアカデミー」「ビジョン・メイキング」「マネジメント」「マーケット・リサーチ」「企画書の書き方」「ロジカル・シンキング」「自分の売り込み方」「ケース・スタディー」「面談」です。
単純に野菜に関する事だけではなく、野菜ソムリエとしての自己の在り方や表現の仕方、問題解決能力、事業に関する様々な知識等をしっかりと学ぶ事ができるので、社会人として、ビジネスマンとしての自分の形成にも役立ちます。40代婚活

3段階ある野菜ソムリエの資格の中で、ほとんどの人が最初に受講、受験するのが、「ジュニア野菜ソムリエ」です。
ジュニア野菜ソムリエは、野菜ソムリエの有資格者の実に96%以上を占めています。
つまり、「野菜ソムリエ=ジュニア野菜ソムリエ」と言っても過言ではないくらい、ほとんどの有資格者がこのジュニアの資格を持っているという事になります。

 

ジュニア野菜ソムリエの資格は、かつては「ジュニアマイスター」「ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター」等と呼ばれていました。
基本的にはそれほど難しい内容を勉強するわけではなく、初級レベルの知識が試される資格です。
主な学習内容は、野菜と果物の基本的な知識、調理方法、コミュニケーション方法等などといったもので、日常生活の中で活用できる実践的な知識を学びます。

 

ジュニア野菜ソムリエの特徴のひとつとして、資格更新の必要がないという点が挙げられます。
つまり、永久資格という事です。
取得した時点で、その資格は一生ずっと手の内にあるという事なので、維持にコストがかかったり、試験をさらに受けたり等といった必要はありません。
そういう意味では、持っていて損はない資格といえます。

 

ただ、資格を仕事に活かしたいと考えている人は、ジュニア野菜ソムリエだけでは厳しいというのが現状です。
たとえば、「食品衛生責任者」、あるいは「行政書士」といったような資格に近い感じで、取得は非常に簡単ですが、あくまでも入門的な意味合いが強く、その資格だけで職を探すのは難しい類のものと考えるべきでしょう。
とはいえ、日常生活の中で役立てたいという人や、「野菜ソムリエ」と名乗りたいという人には十分な資格です。起業

基本的に、一般人が受ける「野菜ソムリエ」の資格試験は、ほとんどが「ジュニア野菜ソムリエ」の試験です。
というのも、世間で「野菜ソムリエの資格を取った」と言われる人のほぼ全てが、ジュニア野菜ソムリエの資格取得者なのです。

 

野菜、フルーツの専門家として、著書を出したり、教室を開いたり、あるいは野菜に関するビジネスに従事したりという人であれば、その上の段階を目指す必要があるでしょう。
ですが、単に「野菜に関する造詣を深めたい」「野菜ソムリエというものになってみたい」等という場合であれば、ジュニア野菜ソムリエの資格を得るだけで十分です。
では、そんな一般人のための資格、ジュニア野菜ソムリエの試験勉強のポイントを紹介しましょう。

 

最低4回、最大7回の講座を受ければ試験の資格を得られるかというと、実はそうではありません。
その前に、課題というべきひとつの試練があります。
それは、ベジフルカルテの提出です。
これをこなさないと、試験は受けられません。
枚数は固定ではないようですが、8枚というのが多いようです。
まず、このベジフルカルテをしっかりと作成しましょう。

 

ベジフルカルテは、ある野菜についてその様々なデータを記載し、さらに自分なりの考察をまとめていく事で作成します。
あまり難しく考える必要はありませんが、各欄がしっかりと埋まるくらいの文章は書いておきましょう。

 

ベジフルカルテの作成が終わると、いよいよ試験です。
試験対策として有効なのは、集中的にテキストを読み、ポイントとなる点をピックアップしておくことです。
いわゆる過去問などの問題集がないので、問題を自分で作って試験の前日にそれを解いてみると、かなり頭に入ってきます。

ジュニア野菜ソムリエになるためには、申請を行った後、7日間の講座を受講する事が第一の条件となります。
1日の講座時間は2時間で、合計14時間と決して長期間というわけではありません。
また、通信講座で全ての内容をDVDで学習する事も可能で、間口はかなり広いといえます。

 

講座の内容は、「ベジフル入門(理論編・野菜編・果物編)」が3回、「ベジフルサイエンス」が2回、「ベジフルコミュニケーション」「ベジフルクッカリー」が各1回となっています。
「ベジフル入門」というのは、野菜やフルーツに関する基本的な知識を学ぶ講座です。
「ベジフルサイエンス」では、食物が身体にどういった影響を与え、どのような作用が生まれるのか、という事を学びます。
「ベジフルコミュニケーション」は、いわゆる「コミュニケーション力」の学習で、野菜やフルーツの知識を他者にどう伝えるか、どう表現するかという方法を勉強します。
「ベジフルクッカリー」は、料理のレシピを増やしたり、調理方法を学んだりする学習ですね。

 

これらをしっかりと頭に入れた上で、修了試験を受ける事になります。
修了試験はマークシート方式で、上の4科目の中から出題されます。
合格ラインは70%で、500点満点中350点取ればクリア。
合格率は85%前後と、かなり高い数字になっています。
この試験に受かれば、晴れてジュニア野菜ソムリエを名乗れるようになります。

 

尚、講座を受けるために必要な受講料は133,350円です。
講座は全て受ける必要はなく、7回中4回出席していれば受験可能となっています。

野菜ソムリエの試験を受ける前に、提出を求められる「ベジフルカルテ」。
ただ漫然と講座を聞いていただけでは、課題の作成に苦労する事になるかもしれません。
とはいえ、難しい課題が出されるわけではありません。
基本的には、自分でテーマを決めて自分で仕上げるものなので、難易度も自分である程度コントロールできます。
比較的扱いやすい食材さえ選択すれば、それほど悩む事もないでしょう。

 

「ベジフルカルテ」を作る上で重要なのは、個性です。
行儀の良い文章でまとめる必要はありません。
自分で調べた事、考えた事を、自分なりに表現する事が大切なのです。
無理に丁寧に表現しなくても、全く問題はありません。

 

野菜ソムリエとして活動していく上で、「ベジフルカルテ」の作成はあらゆる面で役立ちます。
まず、ひとつひとつの食材に対する知識を得られる点。
特に、多く使用される野菜に関しては、深く知っておいて損はありません。
次に、その野菜を使用した調理をより多く学べる点。
料理のレシピが増えるのは、日常においても非常に有益な事ですね。

 

そして何より、「伝える」という事を学べる点。
野菜ソムリエは、野菜や果物のあらゆる面を他者に伝える事が重要です。
そのため、講座においてもコミュニケーションをかなり重視しています。
「ベジフルカルテ」を作成する事で、自分の意見や考え方をどう表現するかという事を自然と身に付ける事ができます。
野菜ソムリエとして必要な事が、「ベジフルカルテ」には全て詰まっているのです。

野菜ソムリエとして活動していくにあたって、単に知識さえあれば良いかというと、そうはいきません。
野菜や果物を実際に調理する事も、当然求められます。
その調理法を学ぶ科目が「ベジフルクッカリー」です。

 

「ベジフルクッカリー」では、まず野菜、果物のカットの仕方から学んでいきます。
内容は非常に易しく、小中学生が家庭科の授業で学ぶ程度の難易度です。
そのため、あまり器用ではないという人でも、問題なくこなせるでしょう。
とはいえ、比較的カットしにくい野菜や果物は多く、特に果物は柔らかくてすぐに潰れる物も少なくないので、そういった食材の切り方はここでしっかりと学んでおく必要があるでしょう。

 

カットの仕方を学ぶ際には、ビデオ講習も行われます。
ここでは、料理に使用する際にどのような切り方が好ましいか等といった知識を学びます。
料理ごとに異なる切り方、大きさにする事でより食材が活かせるので、こういった知識は非常に重要となってきます。

 

「ベジフルクッカリー」では、調理法も学びます。
「焼く」「蒸す」「揚げる」「煮る」「炒める」など、野菜ソムリエとしてというより、料理をする人にとって基礎的な部分を勉強する事で、どうしてこの料理はこのような調理の仕方をするのかという根本的な部分を学ぶ事ができるのです。
同じ火を通すにしても、たとえば「蒸す」ならどのような効果が見込めるか、栄養素はどう変化していくのかといった、普段はなかなか意識しないで調理している部分までしっかりとフォローされるので、日常生活において活かす上でも、かなりためになる科目といえるでしょう。

ジュニア野菜ソムリエの講座の受講申込みをした後、最初に受講するのは「ベジフルコミュニケーション」という科目となります。
最初の講座は、野菜の基礎的な知識を学ぶのでは…と思う人も多いでしょうが、実際にはこのコミュニケーション学習からスタートするのです。
それには当然、理由があります。

 

「ベジフルコミュニケーション」で学ぶ事は、主に「人との接し方」と「伝達能力」の二つです。
人との接し方は、いかにもコミュニケーションという内容ですね。
自分の考えをいかに相手に伝えるかという事を念頭に置き、表情の作り方、立ち方、姿勢など、本当に基礎的な部分を学んでいきます。
さらに、伝達能力においては、自分が今思っている事、感じている事を「自分の言葉」で伝える事を学びます。
人間としての基礎を学ぶ気分になります。
そういう意味では、小学生に戻ったような感覚を抱く人も多いかもしれませんね。

 

この時点では、それが野菜や果物と何の関係があるのかよくわからないという人も多いでしょう。
しかし、実際にはこれらの要素は野菜ソムリエにはなくてはならないものなのです。
野菜ソムリエは、野菜や果物の知識を得る必要がありますが、それは全て他者へそれを伝えるためです。
野菜ソムリエという仕事は、人とのコミュニケーションが主な活動となり、野菜の知識も、伝達内容のひとつに過ぎません。
そういう意味では、コミュニケーションこそが野菜ソムリエの基盤といえます。
そうしたことから、最初に「ベジフルコミュニケーション」を学ばせるのは必然なのです。

ある意味、不穏な名称といえなくもない「ベジフルサイエンス」。
なにしろ、「サイエンス」です。
当然、科学を意味する言葉ですから、学校の授業、特に理系の授業が苦手な人にとっては、ついつい身構えてしまう講座かもしれません。

 

ですが実際に受講してみると、それは取り越し苦労だという事がわかります。
というのも、「ベジフルサイエンス」は決して難しい内容ではありません。
基本的には、野菜や果物が人間の健康維持にどう役立つかという野菜ソムリエの基礎の部分を学ぶためのものです。
野菜、果物の魅力的な部分を学ぶ事ができるため、むしろかなりの関心を持たれるはずの分野なのです。

 

ここで学ぶ事は、まず「野菜、果物の正しい栄養素」です。
巷では様々な健康情報が溢れていますが、それが全て正しいわけではありません。
「これを食べるとこの病気に効く」「これを摂取しておけば健康は大丈夫」といった誇大広告気味な情報が氾濫している現代において、どれが正しいのか、どれが間違っているのかを正確にジャッジできる能力が、「ベジフルサイエンス」で身に付きます。
また、「レモン100個分のビタミンC」などのような謳い文句の商品は多いですが、実際レモンにはどれくらいビタミンCが含まれているのか、それは果たして多い方なのか等という考察もできるようになります。

 

「ベジフルサイエンス」を学ぶ事で、まず自分自身の食生活を改善する事ができます。
野菜ソムリエは他人に野菜、果物の良さを伝える事が必要ですが、そのためにもまずは自分自身の食事を改善できるレシピの組み合わせ方を学び、健康を維持することが大切なのです。

4つの科目を勉強するジュニア野菜ソムリエの講座の中で、全体的な基礎知識となるのが「ベジフル入門」という科目です。
この科目は、野菜と果物に関する基礎的な知識を身に付ける事が目的となります。

 

「ベジフル入門」には、「理論編」と「果物編」と「野菜編」があります。
理論編では、野菜、果物の各品種の定義、学術的な区分、さらには現代における食文明の在り方など、様々な角度から野菜、果物を見ていく事になります。
普段、多くの人がそこまで野菜や果物に関して考察する事はないでしょう。
そのため、野菜ソムリエに自分がなっていくんだな…と自覚するのは、この分野を勉強している時だと言われています。
そういう意味では、最も重要な科目かもしれませんね。

 

果物編、野菜編というのは、それぞれ果物、野菜に関する実践的な知識を得るためのものとなっています。
この二つの講座に関しては、堅苦しい事はせず、実際に野菜や果物を用意し、それらを目の前にして説明を受けたり、食べ比べをしてみたりという授業になります。

 

具体的には、品種の異なる3つのりんごを用意し、それを食べ比べて、どの品種にどんな特徴があるのかを自分なりに審査、考察、表現するといった事を行います。
そのため、味覚や嗅覚など、五感をフルに活用して、野菜や果物に触れていく必要があります。
みんなでワイワイと受講できる講座なので、精神的にはとても楽です。
野菜や果物の基礎を学びたい人にとっては、最も具体性のある講座といえるでしょう。